個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)

iDeCoイデコ(個人型確定拠出年金)とは?専業主婦や扶養でもメリットあるの?

投稿日:2017年5月3日 更新日:

いよいよイデコの勉強を始めましたよ!
これ、調べれば調べるほど、やらなきゃ損ぐらいな素晴らしい制度ですね。

さすが国が力を入れてるだけあります。
国としては出来るだけ多くの国民に、自ら自分年金を作らせようって魂胆なんですよ。じゃなきゃこんなに優遇出来ない!!

確かにね、この先公的年金だけで生活を維持するのは無理なのは目に見えてます。

「減った年金分は自分で貯めてくださいね!自分で年金を貯めてくれる代わりに、税金は優遇しますから♪」ということなんだろうと。

なのでやらない手はないのです。むしろ制度として使わなきゃ損ぐらいです。

iDeCoイデコ(個人型確定拠出年金)とは?

これまでは確定拠出年金を導入している会社員や自営業など限られた人しか利用できなかった制度ですが、2017年1月からフリーターやパート、専業主婦まで20歳以上の人ならほとんど加入できるようになり、一躍有名になったイデコ。

イデコの仕組みを簡単に書くと、自分でお金を積み立てて運用し、老後資金を作る「自分年金」となります。
選択筋は「預貯金」「保険」「投資商品」の3つ。運用方法は自分で決められます。

お金を積み立てるまでは銀行の積立定期預金と同じですが、それを運用って?どうやって管理するの??

投資をしたことが無い人は、何もかもに戸惑いも多いと思います。
でもせっかくの制度なので、分からないから使わない!ではもったいない。

と言うとこで、自分メモとして、出来るだけ簡単に仕組みを書いていこうと思います。どなたかの参考になれば幸いです^^(一緒に始めましょう♪)

iDeCoイデコ(個人型確定拠出年金)のメリット

まずイデコは一体何がお得なのか?

オトク① 掛金分の所得税・住民税が全額控除!

これはどうゆうことかと言うと、例えば毎月1万円ずつ普通預金に積立するとします。年額12万円になりますね。通常ならそこで終了。

ですが、確定拠出年金で積立た場合、500万円の年収の人(扶養家族1人)だと、所得税と住民税が12万円分控除となるので、節税額は18200円。節税率にして15.2%ですよ。

12万円普通預金で積立ただけで、18200円(15.2%)の利益が出てると同じになるんです。
投資も何もしてません。元本保証の超安全な預金だけでもこのオトクさ。

これは年収が上がって税率が高い人ほどお得度が増します。

では、専業主婦や、扶養に入っていて税金を払ってない人はどうなのか?これはまた後で書きますね。

オトク② 運用で儲けが出ても税金ゼロ

通常、投資信託などで利益が出ると20%の税金が課税されます。が、確定拠出年金では税金ゼロでOKなんです!!
もちろん、預貯金の利息も非課税です。

特に投資信託で運用する場合、かなりのメリットとなります。

後でイデコのルールを説明しますが、利益が非課税っては、運用商品を買い替える時にも非常に有利です。

例えば、イデコで投資信託を1万円ずつ積立て、10年後20%の利益が出ていたとします。ここで一旦売って、預貯金に入れるもよし。その時に非課税が威力を発揮します。

単純計算ですが、

1万円の10年間=120万円。120万円で20%の利益だと24万円ですね。

通常の投資信託の場合

24万円に税率20%かかるので、利益は192,000円となります。48,000円の引かれた金額ですね。

確定拠出年金の場合

24万円の利益は非課税なので、24万円そのままの儲けです。

120万円の元本と24万円の利益合わせて144万円を別の投資信託に買い替えてもいいし、預貯金運用してもOK!

これも金額が大きくなれば大きくなるほど、非課税の威力が発揮されますよね。

オトク③ 受取時にも税金が控除

60歳以降に受け取る時も「退職所得控除」や「公的年金等控除」の対象となり、一定額まで非課税になるんです。

オトク③ 運用商品は手数料なしで何度でも自由に売買できる

売ったお金で別の商品を買ってもいいし、利益確定して預金に移してもOK!
多くの場合は、売買手数料もかからないし、投信自体も低コストの専用商品があることが多いです。

iDeCoイデコ(個人型確定拠出年金)のルール

とってもお得なイデコですが、それ相応にルールがあります。

掛金の上限がある

掛金は5000円からスタート。

会社員(厚生年金加入者)が積立られるのは、月額2万3000円まで。
自営業は、月額6万8000円まで積立OKです。

ちなみにパートタイマー(国民年金)は自営業と同じ68000円が上限。
専業主婦は23,000円が上限となります。

60歳まで引き出し出来ない

自分年金の仕組みなので、60歳まで引き出すことが出来ません。無駄遣い出来ない仕組みになっています。

掛金は年に1回変更が可能で、目先のお金が厳しければ掛金「0円」にすることも出来ますが、その間も管理・運用の手数料はかかります。

口座管理費がかかる

加入時に2777円、毎月167円など共通する手数料がかかる上に、加入する金融機関に支払う手数料も発生します。

主力はSBI証券と、楽天証券ですね。この2つだったら投信も充実しています。口座管理料が実質無料なのは楽天証券の方が上かな。

どちらにせよ、この2つの証券会社は私も現在利用していて使い勝手もいいので、この二つのどちらかに決めると思います。この辺はまた別記事で書きますね!

専業主婦や扶養でもメリットあるの?

一番のメリットが節税効果なので、税金を払ってない専業主婦や扶養範囲で働いている場合は、メリットはあるのでしょうか?

これに関しては、確定拠出年金の使い方にもよると思います。

イデコに向かない人

  • 税金を払っていない人
  • 所得が少ない人もメリットが軽減
  • 住宅ローン控除等で税額控除を受けてる人も効果が半減

所得税や住民税の合計が1万円を下回っていたら加入を見合わせた方がいいかもしれません。

でも!投信を買う場合、運用益の非課税がメリット

イデコに向かない人を見ると、専業主婦などは向かないのかなーと諦めかけますよね。

でも!ちょっと待って下さい。運用益非課税のメリットがあるじゃないですか!!

確かに、これからずっと60歳まで定期預金で運用すれば、口座管理料がかかる確定拠出年金だと下手すりゃマイナスになるかもしれない。でも少しでも投資信託を買うならば、運用益が非課税のメリットを受けられます。

私も今年から扶養に入ったので税金は納めてないけど、運用益非課税メリットのために、イデコで老後資金を貯める予定です。

60歳で運用益がマイナスのものがあったら上がるまで待つ

運用益の非課税メリットばかり強調しましたが、投信は上がる時もあれば下がる時もある商品です。

だけどね、積立投信の威力は以前にも説明したけど、ドルコスト平均法はすごいんです。
例え途中で元本割れしていても、売る時に上がっていればすべてOK!!

もしもですよ、60歳になっていよいよ引き出せるぞ!!と思った時に、ある1つの投資信託がマイナスになっていたとしたら、それだけ解約せずにそのまま上がるまで待つつもりです。

そのためにも確定拠出年金の中でも分散して投資することは必須ですね。

長くなってきたのでいったん〆ますね!
これから証券会社選びと、投資信託選びをしたいと思います^^

iDeCoイデコ(個人型確定拠出年金)をどこで始めるか。楽天証券?SBI証券?どちらも手数料0円に改善されましたね!

未だに迷ってます。イデコをどこの証券会社でやるか・・・ 決まってる事としては、商品数やかかる管理手数料などを考えても、楽天証券かSBI証券しか考えられない事。 なので、この2つの証券会社のどちらかにし ...

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