退院前の話だけど、だいたいの介護にかかる金額なども把握したかったので、早めにケアプランを作ってもらった。
当初は下記内容で介護保険点数(金額)を出してもらう。
- デイケア週1日(空きが1日しか出なかったの)
- デイサービス週2日
- 週7日、朝と夜30分ずつの訪問介護
- ベッド、車いす2代、スロープのレンタル
デイケアとデイサービスは個別リハビリと入浴サービス込みで計算。
この合計がなんと10万円強だったんです^^;;
要介護3の支給限度額は、269,310円
介護保険サービスは利用料の1~3割を支払う事で利用できます。
下図は要介護度によって1ヶ月に利用できる限度額です。
母は要介護3なので限度額が269,310円。まるまる使っても自己負担は1割の26,931円/月で済むというもの。
なのになぜ10万を超えてしまったのかと言うと、一番の原因は朝晩毎日の訪問介護がオーバーの原因でした^^;;
はじめての自宅介護を行う高齢の父にとって、負担はなるべく少なくした方がいいと思ったので、病院の相談員さんと話して初めは毎日訪問介護に来てもらうということでケアプランに入れてもらったんです。
が、さすがに毎月10万越えは痛い。
母の年金が約7万/月なので、3万円以上オーバーの上に、このほかにオムツ代や昼食代、生活費などがかかってくる。ここまで赤字じゃとてもじゃないけど長く介護は続けられないよね。
夜だけの訪問介護利用にしてみたら・・・
ちなみに訪問介護とは、ホームヘルパーに自宅を訪問してもらい、身体介護や生活援助を受けられるサービス。
母の場合は「身体介護」のみで、食事・排泄・衣類やシーツの交換・口腔ケアなどなどをやってもらう予定でいます。
1割の自己負担でみると、30分未満で266円。時間外だと340円ぐらい?みたいで、介護保険内だったら大したことじゃないんだけど、介護保険からハズれ、10割負担になると、30分未満2660円、夜は3400円となり、一気に高額になりびびる^^;;
とにかく毎日毎日朝夜で身体介護を入れていると絶対に介護保険の限度額から越えてしまうので、超えた瞬間から10割負担になってしまうんです。
でもまあ父が慣れるまではなるべくお金で解決できることは解決していこうと思っていたので、このケアプランで進める予定でいました。
が、退院前の1日外泊を経て、朝は早起きな老夫婦なのでヘルパーさんの来る時間までパジャマを着たままと言うのも不便とのことで、9月からは夜だけヘルパーさんに来てもらうケアプランを作成してもらったんです。
そしたらどうでしょう。一気に28000円に下がったんです!!
これだったら介護保険内だし、母の年金を考えても余裕です^^
という事で、8月は朝晩ヘルパーさんに入ってもらってるけど、9月からは夜だけに変更になりました。
リハビリが週1回は心もとない
デイケア(通所リハビリテーション)とデイサービス(通所介護)の違いも初めは知らなかったんだけど、簡単に言うと、デイケアは日帰りの機能訓練がウケられる施設で、デイサービスは入浴やレクリエーション、複数人数でのリハビリなどが受けられる施設。
リハビリ専門のデイケアの方が金額も高く、施設自体が少ないので空き待ち状態のところが多いみたい。
デイサービスは大小さまざまな施設があり、下記記事でも書いてある通り、老人の居場所提供している部分が大きいのかな~と。
母はリハビリを続けた方がいいと言われてるし、本人も続けたい意志があるので、出来れば週2回のデイケアを希望してるのだけど、現在は空き待ち中です。
その代り、いくつか見学した中で一番活気もあって複数人だけどリハビリもしっかりしてくれるデイサービスを見つけたので、体験に行って母が気に入ってくれれば取りあえずのデイケアの代わりにはなるかな。
介護はお金があればあっただけラク!
という感じで、なんとなくのケアプランも作成してもらって、あとは本人と家族が慣れるだけという状況です。
とにかく母の介護は父が倒れたらおしまいなので、介護する側にも十分気を使ったプランを作成してもらったつもり。
こうなってみてしみじみお金ってあればあるだけ十分な介護が受けさせてあげられるんだな~と実感しているところです。
慣れてきたら、ショートステイも混ぜながら父の疲れも取れる状況を作ってあげたい。