父、無事にリハビリ病院へ転院出来ました。
実はここは、母の脳内出血でお世話になったリハビリ病院で、両親のかかりつけ病院でもあるんです。実家からもめちゃ近い。非常にありがたい転院先です。
父はここでしっかりリハビリしてもらって、また自分で生活出来るようになるまで回復してもらわないとね。
覇気がなくなった父
人工呼吸器が外れた翌日に会いに行ったときが今から思うと一番元気でした。
「早く元気になって家に帰らないと。頑張るから!!」って、介護疲れする前の父に戻ったみたいで生き生きして見えたんですよ。
だけど、それから段々と元気がなくなり、寒い寒いを連呼し、疲れたとか眠いとか、ずっとぼーっとしてる感じで。
転院先でリハビリをやってても、続けて歩くとすぐに息が上がってつかれてリハビリを続けられない状態。
会う度に元気がなさそうで、辛そうで、なんだかな~って感じでした。
転院後25日目、主治医との面談
主治医との面談の前に初めてリハビリ見学をさせてもらったんです。(リハビリ見学はコロナ禍以降は基本NG)
その様子を見ると、よぼよぼのおじいさんそのもの。階段も足が上がらないから登れない。
スタッフに聞いてみると、どうやら血圧も非常に低く、上が98とか100台だったりするらしい。
これ、血圧下げすぎじゃない??
リハビリのスタッフに訴えてみたら、お姉さんもそう思ってる感じ。でも主治医に意見は言えないみたいで、家族からの血圧に関しての話しがあったと記録はしておきます。と。それが精一杯っぽい。
確かに父の主治医は病院の主みたいな先生で、病院内のスタッフが意見を言える感じじゃないよな~とは思ったけど。
なので早速、面談の時に血圧の話しをしてみることにしました。
血圧は120以内にしたい
案の定、血圧を下げる薬を緩くして欲しいと訴えてもダメでした。
動脈瘤がある人は血圧管理は必須で、120前後が理想って。
84歳で若者と一緒の血圧って、そりゃぼーっともするわよね。もう認知症悪化待ったなし。
頭に血が上らずに、酸素も行き渡らずにいたら、そりゃね。でもどうすることも出来ない。
何度も食い下がったんだけどダメでした。
でもね、先生曰く「確かに、高血圧の人に薬で血圧を下げたら計算が出来なくなったって話しはあるんだよ。」って。
そんなの素人が考えてもそうなるわ。って思うことを、医者は視野が狭いからダメなんだろうな~。
動脈瘤のことばかり考えて、生活のQOLが下がったら特に高齢者は生きてる意味がないと思うのだけど。私ならボーとして頭がもやっとして覇気もなくなって、そんなにしてまで生きていたくないな~って思っちゃう。
でもどうあがいても、ここにお世話になってる以上、先生の指示にしたがうしかないんですよね。もどかしいわ。