親の介護(脳内出血・腹部大動脈瘤破裂)

大動脈瘤破裂、急性期病院での様子

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84歳の父が突然腹部大動脈瘤破裂で緊急手術からの記録です。

緊急手術は無事に成功したけど、人工呼吸器が外せる状態になるかは今後の回復次第との説明。輸血もしたし、術中に血圧も下がって危険な状態もあったので、後遺症も残るかも知れないとのこと。

4日目、人工呼吸器が取れる

だけど運の良い父は、手術から4日目に人工呼吸器があっさり外れました!!

しかも電話で話した限りでは、めちゃくちゃ元気な感じです。

(ICUの中で看護師さんが電話をかけてくれたんですよ。家族と話すのが回復には一番良いとのことで。ありがたい)

看護師さんに今日来れますか?と聞かれたんだけど、運の悪いことに私は旦那の風邪をもらって咳が出てていけず。

旦那は父の手術の翌日から熱をだし、寝不足だった私にまんまと移したんです。こんな大切な時に~涙

人工呼吸器が取れた時の会話

ちなみに電話での父は、トンチンカンなことを言ってて、とっても面白かったの。

サラリーマン時代のことだと思うけど、○○駅に迎えに来て欲しいとか、車が捕まらないとか言ってるの。

術後せん妄は母の脳内出血の時に経験してるので、あ~、父も術後せん妄か。一時的なことでありますよーに!と密かに願いました。

8日目、術後せん妄まだ続く

やっと咳が鎮まったので、術後8日目に父に会いに行きました。

この病院はICUでも普通の病室でも、午後13時~16時までの間ならいつでも予約無しにお見舞い出来るのがとっても良かったです。

時間は15分という短い時間だったけど、毎日でも病室まで会いに行けたのはこの病院だけです。

でね、この日は元気そうだったけど、明日退院するとか、明日はビールを飲めるとか、昔の同級生に似てるリハビリの先生のことを本当の同級生と勘違いして来るたびにお久しぶりとか言うみたいでw

その後も、犬が一緒にいるんだよ。夜になるとベットに入ってくるとか、誰かが窓辺で夜中にいびきかいて寝てるからうるさいとか、術後せん妄長くない?ってこの頃から認知症悪化も心配し始めました。

このまま認知症悪化になったら、もう自宅では生活できないよな・・・。考えたくないわ。

術後12日目、リハビリ病院へ転院

結局、血液検査の結果もお腹の中の状態も問題無いので、リハビリ病院へ転院することになりました。

思ってた以上にスピード展開。

一時はもうダメかもしれないと悲観して、父名義のNISAを全部売って現金化までしたのにさ。

父は5年間もの長い間、半身不随の母の介護をずっとメインでやってたので、苦労したまま亡くなってしまうのは可哀想過ぎると思ってたので、無事に生還して嬉しかったです。

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